プロバイダーがファイル共有ソフトの通信に速度制限をかける理由

多くのプロバイダーはファイル共有ソフトの利用を推奨しておらず、ファイル共有ソフトを利用すると速度制限をしてきます。速度制限とはどういうことかというと、たとえば、通常であれば100Mbpsのスピードが出る回線であっても、ファイル共有ソフトの利用を感知すると、そのソフトによる通信だけスピードが出ないようにするのです。

 

 

なぜ速度制限をするのかというと、制限をかけないと、共有ソフトの利用者によるトラフィックで回線がパンクしてしまい、また、他の利用者と比べて不公平になってしまうからです。共有ソフトの利用者の中には、数ギガバイトもあるファイルを一日に何個もダウンロード、あるいはアップロードする人がいます。そういう人がたくさんいると、全体的に回線速度が遅くなってしまうことになります。

 

 

しかし、そういったヘビーユーザーが、その使い方に見合った料金を払っているというわけではなく、一日に一回ぐらいしかネットに接続しない人も同じ料金を支払っていて不公平ですし、また、そういうライトユーザーの回線速度も落ちてしまうことになります。なので、プロバイダーは制限をかけるわけです。

 

 

また、当然、著作権違反の問題というのもあります。ファイル共有ソフトでやりとりされているファイルには、映画やゲームなどのファイルも少なくありません。そういったファイルをアップロードすると警察に逮捕される場合もあり、そういったことを防ぐためにプロバイダーは速度制限をして使えないようにするわけです。